式典紹介 ∼地鎮祭とは?∼

こんにちは!金曜日担当の埼玉支店新卒の宮田です!

まだまだ日中は暑い日が続きますが日が落ちると涼しくなってきましたね!

この季節夜になると鈴虫の大合唱が聞こえてきて秋になってきたなと感じられます!

今日紹介するのは地鎮祭関連の商品です!

★地鎮祭には欠かせないアイテム

祭壇

サイズ幅(W)1,200×奥(D)790×高(H)1,065mm
梱包サイズ(木箱)幅(W)1,300×高(H)440×奥(D)360mm
設営時間目安約1分
※安全のため 2名 で組み立ててください。
備考まこも付(下に敷いてあるゴザ)
料金3日間:5,500円(税込)~

実際に祭壇を組み立ててみました!

決められたところにはめ込むだけだったので簡単に組み立てることができました!

実際の現場ではこんな感じに!

祭壇豆知識💡

祭りを行うために設けられた壇。

神仏・精霊・死霊などに供え物や祭器・祭具を置くためのもの

祭壇に置くものは?

神饌・米・塩・山の幸・畑の幸・お神酒を飾り

榊の木を立てます。

これは神の依り代で、紙が降臨する目印になるので大変大切です。

地鎮祭の手順

①手水(てみず・ちょうず)

神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、心身を清めます。

この後、神主によって地鎮祭の開会が宣言されます。

②修祓(しゅばつ)

祭典の本儀に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。

神主が大麻(おおぬさ)を左右に振って地鎮祭の参列者やお供え物のお祓いをします。

③降神(こうしん)

祭壇に立てた神籬(ひもろぎ)に、その土地の氏神様を迎える儀式です。

神主が「オオ~」と警蹕の声を発して、降臨を告げます。

これは「神様が降臨されるので失礼のないように」という合図だそうです。

④献餞(けんせん)

神様に祭壇のお供え物を食していただく儀式です。

酒と水の蓋を取り、お供えします。

⑤祝詞奏上(のりとそうじょう)

その土地に建物を建てることを神様に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。

神主が、お施主様と関係者の名前を含んだ祝詞を読み上げていきます。

⑥四方祓(しほうはらい)・清祓い(きよはらい)

土地の四隅をお祓いし、神酒、米、塩を白紙敷地の中央と四隅まいて清める儀式です。

切麻(きりぬさ)・散米(さんまい)とも言います。

⑦地鎮(じちん)

盛砂に、斎鎌(いみかま)、斎鍬(いみくわ)、斎鋤(いみすき)を入れます。


刈初(かりぞめ)の儀: 設計者が斎鎌を入れます。「エイ、エイ、エイ」と声を出しながら、三回鎌で盛砂の草をつかんで刈る動作をし、草を抜いて下におきます。


穿初(うがちぞめ)の儀: お施主様が斎鍬を入れます。「エイ、エイ、エイ」と声を出しながら、盛砂に三回鍬を入れ、盛砂を崩していきます。


穿初(うがちぞめ)の儀: 施工者が斎鋤を入れます。「エイ、エイ、エイ」と声を出しながら、盛砂に三回鋤を入れ、盛砂を均らしていきます。

⑧玉串拝礼(たまぐしはいれい)・玉串奉奠(たまぐしほうてん)

神前に玉串(榊等に紙垂を付けたもの)を奉り拝礼し、祈願します。

⑨撤饌(てっせん)

酒と水の蓋をとじ、お供え物を下げます。

⑩昇神(しょうしん)

神籬に降りていた神のもとの御座所に送る儀式です。

ここでも警蹕の声があげられます。

⑪閉式の辞(へいしきのじ)

神主が終了を告げて地鎮祭は終了します。

⑫お施主様の挨拶

式が無事終わるとお施主様に挨拶していただきます。

⑬直会(なおらい)

共飲共食儀礼ともいい、参加者が神様に供えた神酒や神饌を食することです。


最近では、お店を借りて宴会にされる場合もありますし、参加者に配布して持ち帰ってもらうこともあります。

神酒拝戴(おみきはいたい): 土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、神職の合図で乾杯します。

こちらがかわらけです!


神酒拝戴(しんしゅはいたい): 神様にお供えしたお供え物を食べます。

土地神様はどんな神様?

・氏神(うじがみ)、大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)

その一族の守り神、守護神のこと。

・産土神(うぶすながみ)

生まれた土地を守る神様で、その土地で生まれた人の一生を見守って下さる存在です。

七五三やお宮参りなどの時にお参りする神様でもあります。

うぶすな、うぶがみ、またはうぶすなのかみなどとも呼ばれています。

・鎮守神(ちんじゅがみ)

その地域一帯や建物を守護するためにまつられた紙様です。

近年では氏神や大地主大神、産土神、鎮守の神は同一視されるようになっており、最も近い場所にある神社に依頼することが多いようです。

日取りはいつがベスト?

基本的に施主様の都合の良いときに行いますがやはり大安を機にされるかと思います。

もちろん大安に行うことに越したことはありませんが大安以外でも良い日とされている日があることはご存じでしょうか?

カレンダーに書かれている「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」という六曜は暦の中でも一番有名な暦注(日時や方位などの吉凶、その日の運勢など)のことです。

地鎮祭を行うの日よい日取りは大安が一番良いですが、ほかにも先勝、友引もよい日となっています

先勝は何事も急ぐことがベストと言われているため、午前中に行うのがベストです。

友引は友を引くという意味から結婚式などお祝い事には良い日であるとともに、葬儀などには避けたい日とされています。地鎮祭を行うなら午前中か夕方に行うのがベストです。

逆に仏滅は大凶日であり吉となる時間がないため地鎮祭を行うなら一日ずらした大安に行うほうがいいでしょう。

おすすめとまではいかないが行うことができる日はの先負と赤口です

先負は「先んずれば即ち負ける」の意味を持ち先勝とは逆急用などは避ける日とされていますが凶とされるのは午前中のため、午後に地鎮祭を行うなら問題ありません。

赤口は六曜の中でも凶日とされている日です。赤舌神が使役する六鬼の鬼神のうち三番目の鬼神が横暴で人々を悩ませることから、お祝い事などはしないほうがいいとされています。

また、その鬼神の休憩時間が11時~13時のためその時間だけは何も起こらないことから吉とされているため地鎮祭を行うならその時間が良いでしょう。

ここまで地鎮祭に関する豆知識を書いてきましたが私も知らなかったことばかりで書きながら勉強になりました!

まだまだ地鎮祭に必要なことがたくさんあるのでまた紹介していきます!

地鎮祭でお困りでしたらお気軽にお問い合わせください!

最後まで閲覧ありがとうございました!